鯖江市議会 1999-03-19
平成11年 3月第311回定例会−03月19日-04号
平成11年 3月第311回定例会−03月19日-04号平成11年 3月第311回定例会
第311回
鯖江市議会定例会会議録
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平成11年3月19日(金曜日)午前10時03分開議
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〇
出席議員(24人) 1 番 石 橋 政 之
2 番 小 林 太
3 番 蓑 輪 昇
4 番 蓑 輪 安兵衞
5 番 田 中 茂一郎
6 番 橋 本 勇
7 番 吉 田 寿 幸
8 番 玉 邑 哲 雄
9 番 高 島 哲 夫
10番 山 本 利 春
11番 嶋 川 一 男
12番 菅 原 義 信
13番 牧 野 清 治
14番 橋 本 常 夫
15番 岩 野 甚四郎
16番 大 森 松 栄
17番 山 本 又一郎
18番 山 口 導 治
19番 増 田 光
20番 笹 川 希
22番 田 中 敏 幸
23番 宮 下 善 隆
25番 平 野 佳 宥
26番 福 岡 善 信
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〇
欠席議員(0人)
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〇説明のため出席したもの 市長 辻
嘉右エ門
助役 窪 清 行
収入役 竹 内 武
総務部長 惣宇利 尚
企画部長 長谷川 繁
市民生活部長 古 村 正 史
健康福祉部長 神 戸 勝 則
産業部長 斎 藤 辰 夫
建設部長 窪 田 貢
水道部長 杉 本 忠 義
教育長 大 森 仁 平
教育委員会事務部長 小 林 美智雄
鯖江広域衛生施設組合事務局長
笠 嶋 恒 克
市長課長 岸 本 秀 治
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〇職務のため出席したもの
議会事務局長 熊 谷 忠 男
議会事務局次長 田 中 喜代栄
議会事務局次長補佐 竹 内 秀 博
議会事務局次長補佐 窪 田 育 男
議会事務局係長 西 川 法 昭
議会事務局主査 笠 島 一 芳
開議 午前10時03分
○議長(
橋本常夫君) おはようございます。
これより本日の会議を開きます。
ご報告いたします。
消防長南部俊三君、都合により欠席の届け出が出ております。
本日の
議事日程は、お手元に配付いたしましたとおりと定め、直ちに議事に入ります。
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△日程第1.陳情の審査結果
○議長(
橋本常夫君) 日程第1、陳情の審査結果を行います。
所管の委員会に付託いたしました陳情について、各委員会の審査結果の報告を求めます。
最初に、
総務委員長から報告を求めます。
8番、
玉邑哲雄君。
〇8番(
玉邑哲雄君)登壇
◎8番(
玉邑哲雄君)
総務委員会に付託されました陳情第3号 新
ガイドライン(
周辺事態措置法案等)に対する
申し入れについて、審議の結果をご報告申し上げます。
本件につきましては、一昨年9月に日米間で合意された「
日米防衛協力のための指針」の実行化を図るため、政府が新
ガイドライン関連三法案を閣議決定したことに対し、
地域住民の生活と安全が損なわれる危険な法案であるので、取り下げるよう意見書を提出してほしいとの趣旨であります。
委員から、報道を見ると、新
ガイドライン関連法案は、国会で来年度予算の成立を待ち、
本格的審議に入るとされており、ここで結論を出すにはまだ早いと思う。継続してはどうか。また、本県は原発の立地県であり、仮に巻き込まれた場合、危険性は極めて高く、立場として微妙なところがある。煮詰まってない現況下では継続がいいと思うとの意見が大勢を占めました。
以上のような経過の中で、陳情第3号につきましては、
継続審査にすべきものと決しました。
以上で
総務委員会の報告を終わります。
○議長(
橋本常夫君) 次に、
経済企業委員長から報告を求めます。
9番、
高島哲夫君。
〇9番(
高島哲夫君)登壇
◎9番(
高島哲夫君) さきの第310回12
月定例会で、
経済企業委員会に付託を受け、
継続審査となっておりました陳情第8号 市内の
失業対策、雇用の改善について、審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。
本件について、各委員からは、本市は
眼鏡産業を初め
越前漆器産業など中小零細な企業が集積している産業の町であり、地域柄、長引く不況の中で倒産や
人権削減による失業者がふえており、対策が求められているのが現状である。また、陳情の内容については、すべての項目ではないが、幾つかの項目については、理解し得るものもある。
そこで、項目を、1、一方的な
解雇防止のための法整備、
公的融資枠の拡大と
金融機関の貸し渋りに対する
行政指導の強化。2、
失業給付期間の延長、
給付水準の引き上げ、
住宅ローンの繰り延べ、
公的機関による
信用保証等の
失業者対策の充実。3、雇用の維持・安定に係る
各種助成金制度の拡充。離職者への
情報提供と
相談機能の拡充の3点に絞り、一部採択としてはどうかとの意見が出されたところであります。
以上のような経過を踏まえ、採決いたしました結果、陳情第8号については、全員の挙手をもって一部採択とすべきものと決しました。
後ほど、陳情第8号の意見書を市会案として提出いたしますので、よろしくご賛同賜りますようにお願いを申し上げます。
○議長(
橋本常夫君) 次に、
教育民生委員長から報告を求めます。
4番、
蓑輪安兵衞君。
〇4番(
蓑輪安兵衞君)登壇
◎4番(
蓑輪安兵衞君) 本委員会に付託されました陳情2件について、審査の経過及び結果につきましてご報告を申し上げます。
最初に、陳情第1号
社会福祉の拡充を求める意見書の提出について、
審査経過を申し上げます。
まず、事務局から
陳情趣旨及び他市状況の説明を行った後、審議に入った次第であります。
委員からは、本市の
エンゼルプランが策定されると
民間委託の方向が示されてくると思うが、国も
構造改革を進め、
社会福祉の民営化の方向性が強くなってきているが、民間でなくてはだめだということになると、
児童福祉全体の水準が下がるおそれがある。公立があるからこそ、公立よりもサービスを優遇するということや、職員の給与も
公立並みにするといった目標、基準ができ、
一定水準を保てるが、民間だけの場合は、それがなくなってしまい、
社会福祉の後退につながるおそれがある。そのためにも、採択すべきであるという意見や、他市状況を勘案するためにも、
継続審議がよいという意見が出されました。
次に、陳情第2号
乳幼児医療費無料の制度化を求める意見書の提出について、
審議経過を申し上げます。
まず、事務局から
陳情趣旨及び他市状況の説明を行った後、審議に入った次第であります。
委員からは、自治体によって
対象年齢や助成額がばらばらである。国で基準をつくり、制度化して全国一律の助成額にすべきであり、制度化されれば、国の負担もあり、自治体の負担が軽くなるため、採択すべきであるという意見や、乳幼児の定義があいまいである。本市の
乳幼児医療の助成は3歳未満だが、
保育所入所は6歳までとなっている。もし6歳までの助成をすることになると、今以上に負担が多くなる。定義を明確にすべきであるという意見が出されました。
以上の経過で採択いたしました結果、いずれも賛成多数により、陳情第1号は
継続審査とすべきものと、陳情第2号は採択すべきものと決しました。
後ほど、
乳幼児医療費無料の制度化を求める意見書を市会案として提出させていただきますので、よろしくお願いいたします。
以上、ご報告にいたします。
○議長(
橋本常夫君) ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
最初に、陳情第8号 市内の
失業対策、雇用の改善についてを採決いたします。
経済企業委員長の報告は一部採択であります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ご異議なしと認めます。
よって、陳情第8号は一部採択と決しました。
次に、陳情第1号
社会福祉の拡充を求める意見書の提出についてを採決いたします。
教育民生委員長の報告は
継続審査であります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ご異議なしと認めます。
よって、陳情第1号は
継続審査と決しました。
次に、陳情第2号
乳幼児医療費無料の制度化を求める意見書の提出についてを採決いたします。
教育民生委員長の報告は採択であります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ご異議なしと認めます。
よって、陳情第2号は採択と決しました。
次に、陳情第3号 新
ガイドライン(
周辺事態措置法案等)に対する
申し入れについて採決いたします。
総務委員長の報告は
継続審査であります。
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ご異議なしと認めます。
よって、陳情第3号は
継続審査と決しました。
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△日程第2.議案の審査結果
○議長(
橋本常夫君) 日程第2、議案の審査結果を行います。
先般、所管の委員会に付託いたしました議案第1号 平成11年度鯖江市
一般会計予算外34件についてを議題とし、各委員会の審査の結果について報告を求めます。
最初に、
総務委員長から報告を求めます。
8番、
玉邑哲雄君。
〇8番(
玉邑哲雄君)登壇
◎8番(
玉邑哲雄君)
今期定例会におきまして、
総務委員会に付託されました議案8件につきまして、審議の経過と結果をご報告申し上げます。
初めに、議案第1号 平成11年度鯖江市
一般会計予算中、第1
表歳入歳出予算(歳入)全般、歳出、款1議会費、款2総務費(
交通対策費、
生活環境費、
戸籍住民基本台帳費を除く)、款9消防費、款12公債費、款14予備費、第3
表債務負担行為、第4
表地方債についてであります。
本件につきまして、主な質疑を申し上げますと、まず歳入に関しまして、市民税が昨年度当初に比べ2億5,300万円減額となり、一方、
固定資産税では9,600万円の増額になっているが、それらの理由と
算出根拠は何かとの質疑があり、これに対し、
個人市民税の減については、申請された減税分として4億1,700万円を見込んだためである。また、
法人市民税1億3,400万円の減については、法人税の税率が改正され、3%下がったことと法人の
業績悪化によるものである。
固定資産税については、家屋の新増築分を見込んだもので、土地については、評価が下がっているところもあり、余り期待できないと思っているとの答弁があり、これを受けて、景気が悪く、倒産している店もある市街地の土地は評価が下がってきている。
固定資産税の評価に問題はないのかとの質疑があり、これに対し、
鯖江都市部の評価は福井市らの都市部に比べまだ下落率が低いが、それでも鯖江・神明地区の一部では10%前後下落しており、
課税標準額の据え置きが考えられる。一方、村部では下落がなかったため、
課税標準額が二、三%アップすると思っている。この土地の評価については、
土地鑑定士に依頼するとともに、適正な価格だと思っているとの答弁でありました。
次に、
国庫補助金が昨年度に比べ3億3,800万円余減じられているが、財政難の折、国、県の補助をもらって事業を展開することが不可欠と思うが、その理由は何かとの質疑があり、これに対し、減の主な要因は、
上鯖江線アンダー工事、
平井市営住宅の建設、
河和田小学校の建設の3つの
大型プロジェクトがなくなったことによるものであるとの答弁でありました。
関連して、
新規事業の
河和田小学校体育館建設と
吉川公民館増築の2つの事業が財政難で2年の
継続事業になっているが、結果として、両施設とも2年間利用できない状況になり、1つずつ建設すれば、1つは早く使えることになり、効率が悪い選択と思うがとの質疑があり、これに対し、地区、市民からは多くの要望をいただいている。それらを精査する過程の中で総合的に選択し、2年の
継続事業にしたものであり、理解してほしいとの答弁でありました。
また、これらの質疑の中で、確かに財政的な問題もあると思うが、総花的な予算は組むべきではない。
継続事業にするより、効率的につくって早く利用する方が得策である。また、過去の経緯を踏まえ、もっと地元に配慮すべきである等々の意見が出されました。
次に、
福祉バス利用者負担金で330万円が計上されているが、その
算出根拠は何かとの質疑があり、これに対し、
算出根拠は、1回当たりの運賃が100円で1台につき7人が乗車し、1日16便の運行とし、295日の運行日数を見込んで計算したものである。ただ、今後経路等の見直しを図るつもりなので、少しの変動はあると思っているとの答弁があり、それを受け、中心部と郡部に不公平が見受けられる。もっと幅広い活用法を考えていくべきで、担当課だけでなく、全庁的に検討してほしいとの指摘がありました。
次に、当初予算に計上されている8億5,100万円余の
基金繰入金について、今年度の3月補正合計で14億1,200万円余となっているが、金額が余りにも違い過ぎる。今後、補正で対応すればよいとの考えなのか。また、基金や市債について、基本的にどのような考えをしているのかとの質疑があり、これに対し、当初予算の
基金繰入金は歳出の
事業執行に見合った分を計上している。補正で大きい増額をするつもりなのかと言われるが、これには事業費の変更分も含まれているものである。なお、
基金繰り入れは基金の残高が少なくなってきている状況から、今後の見通しとして難しいと思っている。
また、市債については、市長は基本的に市債の償還元金を超えないようにすると明言している。市債は一定のルールに基づいて行うもので、市税の
徴収状況を勘案しながら歳入を見ていく必要があり、今後とも市債はできるだけ良質なものを求めていきたいとの答弁があり、これを受け、財政難がゆえに、
単独事業をできるだけ抑え、国、県からの補助で事業を行う方針から考えると、もっと努力して当初から予算化すればよいと思われる。まして、後々補正で大きくふやしてくるのでは当初予算は
数字合わせに見えるとの指摘がありました。
次に、歳出の質疑の主なものは、
文書広報費で、
ふるさと鯖江懇話会を設置するというが、
構成メンバーは何人で何回開き、どのようなことをするのかとの質疑があり、これに対し、
鯖江出身者で構成し、東京、大阪それぞれ7人を予定し、それぞれの現地で会合を開き、
ふるさと鯖江に対して意見、提言を聞いて市政に反映したいと思っている。開催は1回程度と考えているとの答弁があり、これを受け、メンバーには著名な人を選ぶよりも、東京、大阪の鯖江会の人をもっと活用し、聞くだけではなく、こちらからの
情報発信にも力を入れるべきであるとの意見が出されました。
次に、庁舎の
リフレッシュ工事が完成が間近でありますが、本庁舎の4階が雨漏りをしており、しかも漏れたところから赤い色が出ている。これは中の鉄骨がさびているわけで、庁舎の老朽化が進んでいる証拠である。これでは大きな地震に耐えられないと思う。基本的に庁舎の管理に問題があるのではないかとの質疑があり、これに対し、本庁舎の雨漏りを補修するには屋上全体の
防水工事が必要であり、費用も3,000万円以上かかるので、今回は我慢することにしたとの答弁があり、これを受けて、庁舎の内装の前に補修すべきであるとの指摘がありました。
次に、企画費の中で、昨年
体操ワールドカップ大会で行った
メガネサンバを今年度はカーニバルとして500万円計上されているが、どのようにするのかとの質疑があり、これに対し、
体操ワールドカップ大会開会式の
メガネサンバを鯖江の
顔づくりの一環として息の長いイベントにしていきたいと考えている。予定している
メガネサンバカーニバルは、鯖江のイメージアップと魅力ある
観光まちづくりを図るため、ボランティアによる
市民運動として行い、やっしきおどりとタイアップできたらと思っているとの答弁があり、鯖江の
顔づくりの一環として市内には
鯖江音頭などいろいろな踊りがあり、さまざまな活動を行っている。これらを含め、トータル的にやるべきであり、なぜ
メガネサンバがメーンなのか、もっと慎重に考えるべきであるとの慎重論が出されました。
次に、企画費で、
CATVの
基本計画を策定するというが、鯖江市単独なのか、それとも広域で対応するのか。武生市の
CATVは加入率、
利用率ともに伸び悩んでいると聞いている。現況の認識が甘いのではないかとの質疑があり、これに対し、
CATVは防災などにも使え、行政にとって大変有利であると思っている。そのようなことから、どのような形態で行うのがよいか、また鯖江市として、将来の
情報構築をどうしていくかを考えるもので、郵政省の
テレトピア構想を策定するものであり、無利子で融資が受けられることになる。この予算は300万円であり、武生市に倣ったものであるとの答弁があり、それを受け、まず市場の調査が大事であり、本当に市民が希望しているのかどうか市民の意見を聞くことが先決であるとの指摘がありました。
次に、
地域振興事業について質問があり、地区の
振興活性化を図る事業として、平成8年度から平成10年度まで3カ年間、各地区100万円で事業をしたわけですが、継続してほしいとの要望を受け、半額の50万円で継続することにした。また、花いっぱい運動は補助金の見直しにより10%カットの総額450万円としたとの答弁を受け、花いっぱい運動は地区によって力の入れ方にも差があり、一生懸命取り組んでいる地区には多くの補助金をするといったことも考えてほしいとの要望がありました。
次に、徴税費で、
納税貯蓄組合に報償費を支払い、市税の徴収をお願いしているが、その方法が
プライバシーの侵害になることも想定される。市では
個人情報保護条例を定め、
プライバシーの保護に努めるようにしているが、
納税貯蓄組合に対してどのような対応をとっていくのかとの質疑があり、これに対し、市民の
プライバシーについては、市が条例を制定している以上、
納税貯蓄組合に対しても、
プライバシーの保護について最大限の配慮をしていきたい。現在でも
納税通知書などは
プライバシーの保護のために、住所と氏名だけが見える
窓開き封筒を利用しているが、今後とも
プライバシーを守るために、口座振替を一層推進していきたいとの答弁でありました。
次に、議案第17号 鯖江市
課設置条例制定については、特に助役の出席を求め審議を行いました。
主な質疑を申し上げますと、理事は
重要事項の処理や政策の調整等を行うが、担当する事務は決めているのか。また、理事は課を掌握しないのか。それと、前回の説明より1人ふえていると思うがなぜかとの質疑があり、これに対し、理事はスタッフであり、個別の
担当事務を持つが、大きな事務については、正・副を決めて対応するつもりである。また、理事は
重要事項がない限り、課とは直接的な関係を持たず、
重要事項の処理を行うときに、理事と
未来政策課と担当課の3者で担当することになる。
なお、5人から6人になったのは
事務処理の効率化を図るためであり、ほかに理事級として
教育委員会に1人、
議会事務局に1人、
衛生組合に1人を配置したい。また、出先についても、文化の館館長、
文化センター所長としてそれぞれ1人ずつを配置したい。ただ、現在部長級のいる
環境衛生センターはリストラのために、課長級にしたい。したがって、現在の部長級の数から見ると2名減となるとの答弁があり、極めて重要な案件でありますので、委員会として、議長に全協を開くよう要請したところであります。
次に、議案第18号 鯖江市特別職の職員の給与および旅費等に関する条例の
特例条例の制定について、議案第22号 鯖江市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について及び議案第23号 鯖江市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてでありますが、これら3件は関連がありますので、一括して審議をいたしました。
主な質疑を申し上げますと、特別職の給与を一部カットしているが、この金額の根拠はどこにあるのか。あえてしなくてもよいのではないか。全体的にもっと見直しを図るところがなかったのか。財政の中で努力不足ではないのか等々の質疑があり、これに対し、特に根拠はないが、管理職手当のカット分を勘案して決めたものであり、今回特に市民団体への補助金を10%カットしたことに伴い、管理職の手当のカット分を含め、総額で1,500万円程度の財源が確保できたと思っているとの答弁でありました。
次に、
特殊勤務手当の見直しに対し、職員組合の同意をしたのかとの質疑があり、こに対し、職員組合と十分相談をして決めたとの答弁でありました。
次に、議案第25号 鯖江市手数料徴収条例の一部改正について、特段申し上げる質疑はなく、次に議案第27号 鯖江市使用料徴収条例の一部改正について、主な質疑を申し上げますと、今回の改正は他市の状況を見ながら料金設定を行ったというが、実質的に値上げになるのではないかとの質疑があり、これに対し、以前に冷暖房加算料のことについて議会から指摘を受けたので、今回は冷暖房を有する施設を対象にし改正をしようとするものである。今回の改正はあくまでも値上げを意識したものではなく、市民に対しての影響は少ないと思っているとの答弁があり、これを受け、今回の見直しは財政的に増収にはならず、近いうちに値上げをする予定はないのかとの質疑があり、これに対し、今回は今回指摘を受けたことについて整理をしただけで、増収は余り期待できないと思っている。今後は、基本的に3年ごとに見直しをかけていきたいとの答弁でありました。
次に、議案第42号 専決処分の承認を求めることについて(平成10年度鯖江市一般会計補正予算(第5号))中、第1表歳入歳出補正予算(歳入)についてでありますが、本件につきましては、特段申し上げるべき質疑はなかった次第であります。
以上のような経過を踏まえまして、議案第1号、議案第17号、議案第18号、議案第22号、議案第23号、議案第25号、議案第27号及び議案第42号の議案8件を採決いたしました結果、いずれの議案も全員の賛成により原案のとおり可決もしくは承認すべきものと決しました。
以上で
総務委員会の報告を終わります。
○議長(
橋本常夫君) 次に、建設委員長から報告を求めます。
7番、吉田寿幸君。
〇7番(吉田寿幸君)登壇
◎7番(吉田寿幸君) 本委員会に付託されました議案第1号 平成11年度鯖江市
一般会計予算中、第1
表歳入歳出予算(歳出)、款5労働費の勤労者野外活動施設費、款8土木費(下水道整備費を除く)、第2表継続費、款8土木費、議案第6号 平成11年度鯖江市総合開発事業特別会計予算、議案第7号 平成11年度鯖江市土地区画整理事業特別会計予算並びに議案第31号 鯖江市駐車場設置条例の一部改正についてまで、以上4件の議案につきまして、審査の経過並びに結果の主なものをご報告申し上げます。
まず、議案第1号の平成11年度鯖江市
一般会計予算についてであります。
労働費の勤労者野外活動施設費の中山公園内にあるスーパースライダー施設は何年にできた施設で、利用者は何人ぐらいあるのかとの質疑に対し、この施設は昭和60年度にできたもので、平成9年度の利用実績は約2,000人であるとのことであります。これを受けて、設置されてからかなり年数も経過しており、維持管理費もかさんでくることを考慮すると、いつまでも維持していくような施設かどうか、見直す必要があるのではないかとの指摘があり、これに対し、関係諸団体等の意見も考慮して今後の施設のあり方について検討したいとの答弁でありました。
次に、土木費の道路整備事業費単独予算について、前年度より2割減であるが、市民生活に密着した重要な要望が多い中、この事業額でそれなりに応じていけるのかとの質疑があり、これに対し、緊急性、安全性、必要性等を考慮しながら、経済効果のある予算の執行を行っていきたいとの答弁でありましたが、この件につきましては、ぜひ補正も念頭に入れてできる限り住民の要望にこたえてほしいと念を押した次第であります。
次に、除雪費でありますが、除雪をするかどうかの基準や判断をどのようにしているのかとの質疑に対し、県は10センチ、市が15センチの基準であるが、翌日の気象情報も考慮に入れながら、明け方に職員が各地の現場を測定し、出動の判断をしているとのことであります。
また、道路消雪システム調査については、具体的な融雪の方法や設置場所についての質疑があり、これに対し、農業用水や工場廃水を利用したり、山水を坂道へ流すなど工夫、研究をしていきたい。また、設置箇所については、これまでは国庫補助事業対象路線が前提で、さらに地元から水源と用地の確保をしていただくことが採択条件であったが、今後学校近辺や病院周辺・坂道など市民生活に必要な路線について研究していきたいとの答弁でありました。
続きまして、議案第6号 平成11年度鯖江市総合開発事業特別会計予算につきましては、特段申し上げる質疑はありませんでした。
次に、議案第7号 平成11年度鯖江市土地区画整理事業特別会計予算であります。
北野土地区画整理事業について、保留地の面積はどれだけであり、処分のめどは立っているのかとの質疑に対し、平成10年8月現在で30筆、約2,550平米であるが、処分については、今後計画的に進めてまいりたいとの答弁でありました。
最後に、議案第31号 鯖江市駐車場設置条例の一部改正についてであります。
駅東第1・第2駐車場の料金について、24時間までが300円、それ以降は24時間ごとに600円を加算しようとする改正であるが、パーク・アンド・ライド駐車場としての利用向上や他市との状況を勘案すれば、値上げも妥当である。
しかし、この駐車場は特急列車の停車本数をふやすことも考慮してつくられた経緯があり、利用者への配慮として、24時間を超えてからは12時間ごとに300円を加算していったらどうかとの指摘がありました。これに対して、24時間を超えた駐車が多く、全体の約5割を超える日もあり、満車で駐車できないとの苦情も多く受けている。この駐車場設置の第一の目的は、JR利用者の多くの方々に利用していただくものであり、何日も出張する場合などは家族に送迎していただくなどして有効に活用できるようにしていきたいとの答弁でありました。
以上のような経過を踏まえて採決いたしました結果、議案第1号、議案第6号、議案第7号、議案第31号、いずれの議案も全員の賛成をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で報告を終わります。
○議長(
橋本常夫君) 次に、
経済企業委員長から報告を求めます。
9番、
高島哲夫君。
〇9番(
高島哲夫君)登壇
◎9番(
高島哲夫君)
経済企業委員会に付託を受けた議案12件について、審査の経過及び結果について主な点をご報告申し上げます。
最初に、議案第1号 平成11年度鯖江市
一般会計予算中、第1
表歳入歳出予算(歳出)、款5労働費の労働総務費、勤労者総合福祉センター費、款6農林水産業費、款7商工費、款8土木費の下水道整備費、款11災害復旧費につきまして、主な質疑の内容を申し上げます。
第1点、農業総務費の施設管理公社運営事業費について、計上された予算は農園管理に関する300万円余と施設の修繕費としての500万円との説明を受けたが、施設管理公社直轄の部門と委託部門の内容はどうなっているのかとの質疑があり、これに対し、直轄事業は農園に関するものであり、業務の一部委託として、宿泊、浴場、フロント関係であり、パン焼きなどの体験実習についても、受け付け業務の混乱を避けるため、あわせて委託することにしたとの答弁があり、このことに関連して、委託先が市内のホテルとのことだが、設立当初の趣旨が公共性という観点で、福利・厚生を含めた市民の憩いの場であるという考えであり、ホテル経営とは違う。施設管理者は市であり、公共性を考慮したとき、適当なのかという意見があり、これに対して、委託先は宿泊業務の専門家であり、管理能力を持ち、フロント業務にも精通している。また、経営努力により年中無休営業するなど、むしろ市民サービスの向上が図れると考えており、設立目的である体験実習、地場産品の使用、地元住民の雇用を図り、利用者に好感を持たれるような経営に努めるよう
申し入れるとの答弁がありました。
第2点、農業振興費の園芸振興ルネッサンス事業は、鯖江独自の水田園芸の振興策として、10アール以上の作物を市場に出荷する農家に対し、10アール当たり6万円の支援をするもので、作物に指定はないとの説明に対し、鯖江型農業の推進を図るためには、米に見合う採算性のある作物を見出していかなけば生産調整の問題も解決しないのではないかとの質疑があり、これに対し、意欲を持って作物づくりに取り組む生産農家の育成、拡大を目的としたもので、県事業では50アールの条件があり、対象外となる生産農家が多いため、鯖江市独自の推進策として取り組んだものである。なお、作物については、生産者が個々に見合った作物とし、指定はしないが、行政としての指導は行う必要があるとの答弁があり、これを受けて、育成、拡大を図るためには、行政がJAとタイアップし、市場原理の法則を打ち出し、事業が成り立つよう支援しなければならないとの意見が出されたところであります。
第3点、商工振興費の商工振興事務諸経費については、産業振興策としての職員のミラノ派遣に関する920万円の費用が含まれているが、事業の内容、スケジュールはどうなっているのかとの質疑があり、これに対し、鯖江の産業は製造品出荷額等の15%を輸出しており、産業の活性化を図るためには、国際戦略が重要であるという認識のもとに、欧州の情報、マーケティング等情報収集をするためにミラノに事務所を設置するもので、開設は11年12月を予定しているとの答弁がありました。
第4点、商工振興費のファッションタウン基本構想策定事業費について、事業スケジュールでは10年度で基本構想策定、11年度で計画の策定をすると聞いていたが、10年度については、準備の年と理解すればよいのかとの質疑があり、これに対し、10年度は鯖江の現状調査等を行った。11年度では構想策定委員会を分科会に分けてさらに掘り下げた検討を行うとともに、市民を含めた研究会等を開催し、議論を深め、鯖江らしい特色があるファッションタウン構想と計画を策定したいとの答弁がありました。
第5点、観光費の観光施設整備費について、11年度の事業内容は三ツ峰城跡に行くまでの大銀杏広場の整備であり、12年度に滝の整備等、13年度に城跡の散策道等の整備などを行う3カ年計画の事業であるとの説明に対し、歴史的財産とセットとして整備し、市民の憩いの場をつくることはよいことだが、アクセス道路としての林道整備の計画はあるのかとの質疑があり、これに対し、旧県道の尾根までは整備済みであるが、三ツ峰城跡までは部分的な改修をしていきたいとの答弁があり、これを受けて、尾根は福井市の所有物であり、山も草が生えるなど維持管理が必要、福井市と連携をし、将来性のある取り組みをされたいとの要望が出されました。
第6点、労働費の労働総務費及び商工費に計上された各種の制度融資については、厳しい財政状況に適応する、実績を踏まえた対応が必要であるとの意見があり、これに対し、できる限り決算額に近い推計をすることは大事であるが、年度末の締め切り間際の申請にも対応できるよう、多少の余裕を持った予算計上をしている。ただし、あくまでも貸付金であり、原資は一般財源ということではなく、財政的に大きな影響はないとの答弁があり、これを受けて、制度融資は今の不況の時期こそ大切な取り組みであるが、見通しと展望を背景に有効な予算執行に努められたいとの要望が出されました。
次に、議案第4号 平成11年度鯖江市農業共済事業特別会計予算についてであります。
昨年は、台風、長雨の影響で大豆に被害が生じた。早い時期に状況把握がされたにもかかわらず、共済は11月か12月まで給付されないという話であった。給付されるまでのシステムはどうなっているのかとの質疑があり、これに対して、市の評価員による評価、連合会の評価員による認定という段階を経て被害状況を確定しており、連合会から保険金が市に収入された日から10日以内に加入者に対し支払うことになっているとの答弁があり、これを受け、認定基準、支払い基準があるのなら、加入者に対し、今後は混乱を避けるためにも、必ず周知されたいとの意見が出されました。
次に、議案第5号 平成11年度鯖江市農業集落排水事業特別会計予算についてであります。
農業集落排水事業負担金の吉川地区の受益者負担金については、滞納繰越金が他の地区と比較し多い。何か原因はあるのかとの質疑があり、これに対し、他の地区は推進協議会が受益者負担金を積み立てている。吉川地区では推進協議会はあるが、市が直接受益者負担金を徴収しているため、滞納繰越金が出ているのが現状であるとの答弁があり、これを受け、受益者負担金の徴収については、行政としても特段の努力をいたすべきであるとの意見が出されました。
次に、議案第8号 平成11年度鯖江市下水道事業特別会計予算についてであります。
第1点、下水道事業費には設計委託、
環境衛生センターの機器の点検など多くの委託料が計上されている。専門業種ではあるが、委託業務に対する見直しは検討しているのかとの質疑があり、これに対し、使用料金の値上げにもかかわることになるので、当然検討をしており、適正かつ能率的な価格管理に努めているとの答弁を受け、手当のカット、団体補助のカットなど厳しい予算を組んでいる状況であり、委託業務についても、委託先の企業に対し、事業の遂行に当たっては、効率的な合理化を図るよう、行政として努力すべきであるとの要望が出されました。
第2点、総務費の水洗便所改造資金貸付金については、例年の実績を考慮し、60件分の利用を見込んだとのことだが、現実として自己資金による改造が多いのであれば、総体予算としての財政が厳しいこともあるので、現実直視型予算でもよかったのではないか、60件については行政努力が必要であるとの指摘があり、これに対し、今回使用料金の改正もあり、普及の促進を図ることは第一の使命である。制度融資については、業者も含め、住民に対してPRを行い、利用率の向上に努めたいとの答弁がありました。
次に、議案第9号 平成11年度鯖江市水道事業会計予算についてであります。
水道事業と桝谷ダムは密接なかかわりがあり、桝谷ダムからの受水により水道料金の見直しが考えられるなど避けられない問題である。受益者に対し、軽減負担となるような方向づけを今から模索し、鋭意先進してほしいとの意見があり、桝谷ダムに関しては、水を買うだけではなく、受水施設の整備、また現施設の改良、更新も必要であり、今後十分な検討を行い、慎重に結論を出したいとの答弁がありました。
次に、議案第19号 鯖江勤労者総合福祉センター設置および管理に関する条例の制定についてであります。
本議案の審査については、現地に出向き、委員が直接調査を行ったことにより、特段申し上げる質疑はありませんでした。
次に、議案第30号 鯖江市農業集落排水処理施設の設置および管理に関する条例の一部改正についてであります。
本件については、農業集落排水事業の健全な運営を図るためには、15%値上げはやむを得ないことではあるが、市民に理解を求めることが必要である。また、収入財源の確保のための行政努力を行い、普及の促進を図られたいとの要望が出されました。
次に、議案第32号 鯖江市水道事業の設置等に関する条例および鯖江市企業職員の給与の種類および基準に関する条例の一部改正については、特段申し上げる質疑はありませんでした。
次に、議案第33号 鯖江市下水道条例の一部改正についてであります。
公共下水道使用料金の15%値上げについては、現状から見てやむを得ないが、市民に理解を求めることが必要である。また、収入財源の確保のための行政努力を行い、普及の促進を図られたいとの意見があり、これに対し、今回の値上げについては、厳しい財政事情もあり、5年ぶりに使用料の改定を行うものである。10月1日までの6カ月でPRを行うとともに、水洗化、有収水量の確保に積極的に取り組み、適正かつ効率的な維持管理に努め、経費の節減を図っていきたいとの答弁がありました。
次に、議案第37号 農業共済事業事務費の賦課について及び議案第38号 農作物共済無事戻し金の交付については、特段申し上げる質疑はありませんでした。
最後に、議案第42号 専決処分の承認を求めることについて(平成10年度鯖江市一般会計補正予算(第5号))(歳出)についてであります。
地域振興券の交付に当たっては、前回の福祉一時金のような混乱が生じないようにと全員協議会で要望したが、やはり通知文を受け取った人の一部で誤解されている。これは65歳以上の寝たきり要介護可能者として区分された人であり、実務上の対象者が把握できないため、約2,000人に対し通知文を発送したことが原因であります。確かに、身体上、精神上の障害や、介護が必要か否かは変動をするもので、市が掌握することは極めて困難であるが、今後は同種の混乱が生じることのないよう努力してほしいとの要望が出されました。
以上のような経過を経まして採決いたしました結果、議案第1号、議案第4号、議案第5号、議案第8号、議案第9号、議案第19号、議案第30号、議案第32号、議案第33号、議案第37号及び議案第38号については、いずれも全員の挙手をもって原案のとおり可決すべきものと、議案第42号については、全員の挙手をもって承認すべきものと決しました。
以上であります。
○議長(
橋本常夫君) 次に、
教育民生委員長から報告を求めます。
4番、
蓑輪安兵衞君。
〇4番(
蓑輪安兵衞君)登壇
◎4番(
蓑輪安兵衞君) 本委員会に付託されました議案14件について、審査の経過及び結果につきましてご報告申し上げます。
最初に、議案第1号 平成11年度鯖江市
一般会計予算中、第1
表歳入歳出予算(歳出)2総務費の
交通対策費、
生活環境費、
戸籍住民基本台帳費、3民生費、4衛生費、5労働費の働く婦人の家費、勤労青少年ホーム・体育センター費、10教育費及び第2表継続費の10教育費につきまして、主な質疑を申し上げたいと存じます。
なお、審議の途中に、建設中であります大野町の特別養護老人ホーム「ことぶき荘」と和田町の光道園ライトワークセンター、持明寺町のふじ保育園及び吉川公民館の増築予定地の視察を行ったことを報告しておきます。
まず、款2総務費の
生活環境費中、街路灯電気料補助金は、補助金の1割カットにより減額されているが、補助率を変えなくてもよいのかとの質疑に対し、補助率を現行の50%から45%に下げる必要があるとの答弁でありました。
これに対し、街路灯は年々ふえているのに1割カットはおかしい。数年前に補助率を上げた経緯もあり、町内会の会計でも電気料の占める割合が多く、区長会にも協議をするべきであるとの意見が出されました。
次に、款3民生費の障害者社会参加促進事業は、国の補助を受け、実施するとのことだが、内容はどのようなものがあるのかとの質疑に対し、点訳や朗読、手話奉仕員の養成、派遣、手話通訳の設置、点字や声の広報の発行、運転免許取得や自動車改造の助成、スポーツ教室やスポーツ大会の開催、福祉機器のリサイクルなどの事業を実施するもので、従来から行っているものもあるが、幾つかの事業は
社会福祉協議会に委託することにしたいとの答弁でありました。
次に、老人デイサービスの運営事業費で、サテライト型のデイサービスを実施するというが、どのような内容かとの質疑に対し、老人福祉センター及び河和田コミュニティーセンターの2カ所で実施するもので、通常のデイサービスを縮小する形で、生活指導や養護、介護教室、健康チェックなどを行い、健康体操や食事栄養指導を加味し、それぞれ週1回ずつ実施したいとの答弁でありました。
これに対し、老人福祉センターは改修が必要ではないのかとの質疑があり、サテライト型は軽度の方を対象としており、ふろ場、手すり等もあるため、対応できると思うとの答弁でありました。
また、将来はこの事業を市内の各地に拡大するのかとの質疑に対しては、ことぶき荘とふじ保育園が11年度中にデイサービスを実施するため、サテライト型も依頼していきたいと考えているとの答弁でありました。
次に、老人福祉費の第12回全国健康福祉祭(ねんりんピック)事業費補助金2,490万円はどのように使われるのかとの質疑に対し、鯖江はソフトバレーボールの会場になっており、サンドーム福井で競技を行うが、その競技運営費や歓迎アーチ等の歓迎装飾費、プレ大会経費などが主なものであり、実行委員会に対して補助をし、県からは1,000万円程度の補助があるとの答弁でありました。
次に、保育所管理運営費中の保育所民営化検討委員会については、
エンゼルプラン策定委員会の答申を受けて設置する予定との説明に対し、その人選に当たっては、民間保育園も入ると思うが、公正な観点から、民営化を評価できる人を選んでほしいとの意見が出されました。
次に、款4衛生費の予防接種費については、この冬はインフルエンザが流行したが、インフルエンザの予防接種は医療保険の対象外であり、全額自己負担になっており、市単独ででも接種に対し補助をすべきであるとの意見が出されました。
次に、ごみ減量化・資源化推進事業費に関連して、ダイオキシンやPCBが問題になっているが、その対策はどうかとの質疑に対し、市においては、ごみの減量化・資源化を進めており、容器包装リサイクル法により、12年度からすべてのプラスチックの分別収集を実施しなければならないが、現在はペットボトルと発泡スチロールの収集だけであり、今後ごみ問題懇話会でその方法を検討したい。
また、鯖江市広域衛生施設組合でも焼却炉の改修を行う予定であり、ダイオキシンについては、市の東部、中央、西部の3カ所で大気・土壌・水質の調査を予定しているとの答弁でありました。
次に、款10教育費の教育指導費で、スクールカウンセラーを配置しているが、10年度の実績はどうかとの質疑に対し、3中学校に外部のカウンセラーを配置し、生徒の相談はもちろん、保護者に対する相談、教師へのアドバイスなどを行っている。週2回、半日ずつ来てもらっているが、保護者に対しては、希望により自宅に出向いて相談に応じることもある。2学期までの相談件数は、生徒で延べ178件、保護者で58件あり、勉強に対する相談や学校への要望が主なもので、いじめ等の深刻な相談は少ない状況であるとの答弁でありました。
これに対し、新年度からは小学校にも配置をするが、小学生の親は30代が多く、子育てに戸惑いを感じている世代だと思うが、茶話会などを行い、気安く相談ができるような体制づくりをしてほしいとの意見が出されました。
次に、小学校費の教育振興諸経費で、英語に親しむ授業を行っているが、中学校の英語教育との連携はどうかとの質疑に対し、小学校ではゆとりの時間でゲームやスポーツを通じて英語に親しんでいるが、その内容を中学校に知らせて授業の参考にしてもらいたいとの答弁でありました。これに対し、小学校でせっかく関心を持った英語が中学校で嫌いになることのないよう、授業のあり方を考えてほしいとの意見が出されました。
次に、幼稚園費の園長等報酬について、園長の民間登用を図ったがどうかとの質疑に対し、3園について専任化を行ったが、園長が常時在園しているため、職員も安心して保育に専念ができ、子供も喜んでいるとの答弁でありました。これに対し、小学校では校長等の管理職に女性を登用しており、幼稚園も職員登用を図るべきであるとの意見が出されました。
次に、公民館費の公民館管理運営費には社会教育専門員の賃金が含まれているが、専門員の賃金及び経験年数の平均はどのぐらいかとの質疑に対し、賃金は年間約315万円で、経験年数は6.5年との答弁でありました。
これに対して、社会教育専門員は数年かけて待遇改善をしているが、身分保障がまだなされていない。今後、出前行政を進めていく上でも、不安定な雇用関係を解消すべきとの意見が出されました。
次に、成人式の運営について質疑がなされ、青年団を中心とした実行委員会で事業内容の検討をしてもらったとの答弁に対し、式典会場内の騒がしさに対し注意をすべきであり、文化センターの式典と地区公民館の新成人の集いの両方を行う必要はないのではないかとの意見が出されました。
次に、2年間の
継続事業となっている
河和田小学校の体育館建設について、財政的にやむを得ないとも思うが、建設を決めた以上は早期に完成すべきであり、子供たちも夢を待っている。補正で対応するなど、単年度建設完成に努力するようにとの意見が出されました。
最後に、各種団体の補助金について、1割カットをしているが、軒並みカットすればよいというものではない。団体の活動状況の審査があってしかるべきであるとの意見が出されました。
次に、議案第2号 平成11年度鯖江市国民健康保険事業特別会計予算についてでありますが、審議の中で、雇用や事業不振による国保税の未納者に対して、条例による減免措置を講ずるべきであるとの意見が出されました。
次に、議案第3号 平成11年度鯖江市老人保健特別会計予算については、審議の中で、被保険者1人当たりの医療費の比較資料の提出を求めたところですが、本市は7市の中で福井市に次いで高くなっており、医療機関の数によっても変わってくると思うが、今後研究する必要があるとの意見が出されました。
次に、議案第20号 鯖江市民活動交流センター設置および管理に関する条例の制定について、主な質疑を申し上げたいと存じます。
介護保険がスタートすると、その下支えをしてもらうためにもボランティアが必要だが、そういった団体が生まれているのかとの質疑に対し、現在は組織化されていなく、今後の課題である。交流センターと福祉ボランティアとの連携を体系的に位置づけるためにも、交流センターの役割を詰めていかなければならないとの答弁でありました。
次に、議案第29号 鯖江市廃棄物の減量化、資源化および適正処理等に関する条例の一部改正について、主な質疑を申し上げたいと存じます。
今回の事業所から出されるごみの廃棄物処理手数料の値上げにより、不法投棄や自己焼却がふえるのではないかとの質疑に対し、心配されることだが、手数料を上げることによって、事業系のごみの排出を抑える目的もある。現行は一般家庭から出されるごみにかかる経費よりも手数料が低く設定しているため、これを一般家庭並みに引き上げるものである。事業者に対しては、理解を求めるとともに、不法投棄防止の啓発に努めたいとの答弁でありました。
最後に、議案第21号 精神薄弱の用語の整理のための関係法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理について、議案第24号 鯖江市税条例の一部改正について、議案第26号 鯖江市
戸籍記載事項証明等の無料取扱いに関する条例の一部改正について、第28号 鯖江市福祉手当支給条例の一部改正について、議案第34号 鯖江市通学区域審議会条例の一部改正について、第35号 鯖江市幼稚園設置および管理に関する条例の一部改正について、議案第36号 鯖江市伝染病患者食費薬価徴収条例の廃止について、議案第40号 福井県丹南広域組合規約の変更について及び議案第41号 鯖江広域衛生施設組合規約の変更についてでありますが、これらの議案については、特別申し上げる質疑はございませんでした。
以上の経過で採決いたしました結果、議案第1号、第2号、第3号、第24号、第29号及び第35号は賛成多数により、議案第20号、第21号、第26号、第28号、第34号、第36号、第40号及び第41号は賛成全員により原案どおり可決すべきものと決しました。
以上でございます。
○議長(
橋本常夫君) 次に、地域医療対策特別委員長から報告を求めます。
15番、岩野甚四郎君。
〇15番(岩野甚四郎君)登壇
◎15番(岩野甚四郎君) 本委員会に付託されました議案第39号 公立丹南病院組合の設立について、審査の経過及び結果についてご報告を申し上げます。
本議案の
審査経過報告の前に、特別委員会として、閉会中の1月21日と2月23日及び3月1日に委員会を開催しておりますので、その審議の経過を報告いたしたいと存じます。
最初に、1月21日から申し上げたいと存じますが、この日については、理事者から、国立鯖江病院移譲に関する特別検討委員会の中間答申を行うに当たり、各部会の意見集約結果の説明と、国立鯖江病院の移譲前の施設整備と機器整備について、織田町を除く丹南9市町村長の連名で厚生大臣あてに要望書を提出したとの報告があったわけであります。
この日の審議としましては、広域組合設立の方向づけと費用負担の考え方を理事者から聞き取ったところであります。
また、市町村長連名の要望書を提出したことを受けて、当委員会としましても、地元選出国会議員や厚生省に陳情をすべきではないかとの意見が出されたわけでありますが、1月28日に特別委員会として陳情を行ったことを報告しておきます。
次に、2月23日の
審議経過を申し上げたいと存じます。
この日については、国立鯖江病院移譲に関する特別検討委員会の中間答申について、全協での説明と前後をいたしましたが、特別委員会として再度確認をいたしたわけであります。
審議の中で、移譲受け入れ後は健全財政が維持できるのかとの質疑があり、これに対し、非常勤医師の常勤化により医師を増員し、診療の充実を図るとともに、長期療養型病床や新規医療機器を取り入れることにより、健全財政については、委託先が責任を持つとのことであります。
ただし、不採算部門の2次救急医療は無理である。
1床当たり70万円の地方交付税を当面は委託先の繰り出しをしたり、黒字が見込めるようになれば、これを施設整備に充てたい。整備の充実を図り、福井の病院に流れている患者を鯖江に戻したいとの答弁でありました。
これに対し、移譲受け入れ後の市町村の負担割合や財政計画が見えてこない。規約案は全般の運営方法を示すもので、救急医療や福祉の具体的なものは明記されていない。運営の責任は公立丹南病院組合にあり、赤字の場合は、委託先に責任を負わすだけでは済まされないといった意見が出されたわけであります。
次に、3月1日の
審議経過を申し上げたいと存じます。
この日については、国立鯖江病院移譲に関する特別検討委員会の最終答申内容の報告及び同病院移譲後の新病院整備構想(案)の説明を受けたところであります。理事者からは、市町村の経費負担の詳細と経営収支見込みが示されたわけでありますが、当委員会として、新病院整備構想(案)に対しある程度理解が得られる段階となり、あとは公立丹南病院組合の設立議案について構成市町村の議決が得られるかということに論点が移ったわけでありますが、理事者に対し、議会対策を十分に講じるよう求めたところでございます。
以上、閉会中に開催いたしました当特別委員会の
審議経過であります。
続きまして、議案第39号 公立丹南病院組合の設立について、審査の経過及び結果につきましてご報告を申し上げたいと存じます。
委員会の冒頭に国立鯖江病院の視察を行い、関係者から病院の現況についての説明を受けた後、審議に入りましたが、主な質疑を申し上げますと、まず公立丹南病院組合規約の第11条の第1項に上げられている関係市町村の負担金について、基本的な考え方はどうかとの質疑に対し、一般診療分については、本市が負担をし、不採算部門である2次救急医療の赤字分については、2,000万円を限度とし、その60%を本市が、40%を本市以外の市町村が負担すると、また2,000万円を超えた分については、本市が負担をする。福祉・介護部門については、実施するかどうかも含めて、組合設立後に構成市町村で協議し、その負担額を決める。議会経費については、議員数による案分をし、総務費については、本市が負担するとの答弁でありました。
これに対し、一般診療に係る経費と2次救急医療の経費を区分することは難しいが、どのように算出するのかとの質疑があり、2次救急医療により増加する医師、看護婦等の経費から救急診療に係る収入を差し引いたものを2次救急医療分としたいとの答弁でありました。
次に、公立丹南病院組合が設立されると、組合議会に係る事務は本市の
議会事務局が担当することになると思うが、人員配置等で対応を考えているのかとの質疑に対し、新年度は現体制で事務に当たってもらいたい。不都合が生じたときには、対応を考えたいとの答弁でありました。
最後になりますが、今回の公立丹南病院組合の設立議案について、理事者から、各市町村議会の審議状況が報告され、既に可決されたところもあるが、いずれもこの3
月定例会で議決される予定になっているとの報告でありました。
以上の経過で採決をいたしました結果、議案第39号は賛成全員により原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上でございます。
○議長(
橋本常夫君) ただいまの報告に対し質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
12番、菅原義信君。
〇12番(菅原義信君)登壇
◆12番(菅原義信君) ただいまご報告があった各常任委員長並びに特別委員長の報告に対し、その中で、予算案といたしましては、第1号、第2号、第3号及び第5号と第8号、条例改正案といたしましては、第24号、27号、29号、30号、31号、33号、35号、そして最後に39号について反対の立場から意見を表明したいと思うんであります。
まず、今回の一般会計を中心としました市の財政状況というものが大変厳しいということは市長ご自身も施政方針の中で述べられていたとおりでありますし、その中では非常事態というような認識もされていたわけであります。もちろん、こうした状況の中で、入りを図り、出を抑えるというのは当たり前の話でありますけど、何を我慢し、何を選択するのか、そのことが問われていたのだと思うんであります。
私が申すまでもなく、現在、市民の置かれている立場というのは大変厳しいものがあることは論をまたないわけであります。しかし、そうした中であったからこそ、自治体が本来担わなければなりません役割というものがあると思うんであります。それは何よりも住民の健康、福祉、そして安全を保持するという地方自治法が第一の柱として述べている点であります。自治体として、限られた権限や予算措置の中であったとしても、そうした市民の暮らし、営業、そして福祉を守っていく、そこにこそ最大の考慮がなされてしかるべきであったと思うんであります。
そういう点から申し上げますと、今回提案された案件の中で、実に7件もが公共料金の値上げであります。確かに、ここの案件そのものでは、やむを得ない、あるいは影響は小さいのかなと思える部分もないわけではありません。しかし、総体として見て、その7件もこの時期に一度に提案をされたというのはこれは大変驚きでありますし、市民への影響も決して少なくないと思うんであります。
とりわけ、10月から実施ということでありますけれども、下水道料金の改定がなされるわけであります、5年ぶりということで。以前聞き及んだ話によりますと、3年ごとには料金改定はしなければならない、そういう状況なんだということでありますけれども、しかし今この段になってこうした大幅な値上げというのは、市民負担が大きくなるという問題だけではなしに、今年度認可区域の拡大がなされて将来的には大いに下水道の普及促進が図られなければならないわけでありますけれども、そうしたものに冷や水をかける結果にならなければよい、こういうぐあいに思う次第であります。
また、歳出の面におきましては、各種団体への補助金が一律に1割カットされているわけであります。各種団体と申しましても、いろんな団体がありますし、その中には運営費への補助もありますし、また事業費への補助もあるわけであります。そして、当然その中には本来市が直接負担をしなければならないような部分も含まれていたと思うんであります。こうした各種団体というものが各種行政の一翼を担っておるのは当たり前でありますし、また本来ならば行政がやらなければならないことをこうした各種団体がやることによって、住民自身の担い手としての面が強くある場合もあると思うんであります。
本来、市というものは、行政というものが住民へのこうしたいろんな助成、補助を通じてできるだけ自立的な運営を促していく、そのことによって行政自身のスリム化を図っていく、そういう効果もあったと思うんであります。
大変残念ながら、今回一律カットというやり方がなされました。そういう点でも、市長が時々申されますけれども、説明責任というものが果たされたのか、こうしたカットではなしに、本来ならば精査が行われてカットすべきものはカットする、ふやすべきものはふやす、そういう手法こそとられるべきではなかったのか、強く思う次第であります。
また、第39号をただいま特別委員長がご報告なさいました。公立丹南病院の設立に関する条例案であります。この件につきましては、私先ほどの一般質問の折にも述べさせていただきました。もちろん、その大前提といたしまして、私自身は国立病院を移譲を受けるというのは反対であります。
しかし、もう既に移譲を受けるということで全体の合意が少なくとも行政レベルの中ではでき上がっているわけでありますので、その点について若干申し述べておきたいと思うんであります。
第1には、昨年の地域医療に関する特別委員会が答申を出した、その答申案を満たすべきだと思うんであります。今回出されております国立鯖江病院の移譲に関する特別委員会の答申、このことがこの条例案の前提として出されていたのだと思いますので、そうした点から触れておきたいと思うんでありますけれども、果たして昨年の答申の中で出されていたものがクリアされているでしょうか。私は、残念ながらそうにはなっていないと思うんであります。
まず、何よりも2次救急の充実を含みました総合病院の問題でありますけれども、残念ながらそうした方向は充足をされていないと言わざるを得ませんし、2つ目には、市が直営すべきである、管理運営にも責任を持つべきである、そうした声が多かったと思うんであります。今回のような一部事務組合を設立をして組合立でもって運営をするということであったとしても、直営とすべきである、そういう意見が恐らく市民の中では現在においても多数だと思うんであります。
2つ目の問題としましては、健全経営という名目でもって採算性の重視がとりわけ強調されてるということであります。これは恐らく不採算部門の切り捨てでありますとか、あるいは患者本位の医療というものからは遠くかけ離れた、そういう病院運営とならざるを得ないのではないでしょうか。
3つ目は、全体としまして今回でき上がっているものが、うがった見方かもしれませんけれども、医療という分野におきます関係諸団体の利害調整を図って、その結果としてでき上がっているものではないか、こういう危惧を強く持つわけであります。
いずれにしましても、まだ間があるわけであります。行政努力としましても、また住民の代表としましても、この議会が本当に住民が望み、患者に喜ばれる病院づくりのために一層私自身も奮闘をしていきたいと思いますし、また皆さん方のお力をぜひ合わせていただきたいと思うんであります。そういう点から申しまして、先ほど冒頭に述べましたとおり各号議案に反対の意見を表明するものであります。
以上でございます。
○議長(
橋本常夫君) ほかに討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
最初に、議案第1号 平成11年度鯖江市
一般会計予算を採決いたします。
本案に対する各委員長の報告は可決であります。
各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
橋本常夫君) 起立多数であります。
よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第2号 平成11年度鯖江市国民健康保険事業特別会計予算を採決いたします。
本案に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
橋本常夫君) 起立多数であります。
よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第3号 平成11年度鯖江市老人保健特別会計予算を採決いたします。
本案に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
橋本常夫君) 起立多数であります。
よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第4号 平成11年度鯖江市農業共済事業特別会計予算を採決いたします。
本案に対する
経済企業委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
橋本常夫君) 起立全員であります。
よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第5号 平成11年度鯖江市農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。
本案に対する
経済企業委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
橋本常夫君) 起立多数であります。
よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第6号 平成11年度鯖江市総合開発事業特別会計予算を採決いたします。
本案に対する建設委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
橋本常夫君) 起立全員であります。
よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第7号 平成11年度鯖江市土地区画整理事業特別会計予算を採決いたします。
本案に対する建設委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
橋本常夫君) 起立全員であります。
よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第8号 平成11年度鯖江市下水道事業特別会計予算を採決いたします。
本案に対する
経済企業委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
橋本常夫君) 起立多数であります。
よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第9号 平成11年度鯖江市水道事業会計予算を採決いたします。
本案に対する
経済企業委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
橋本常夫君) 起立全員であります。
よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第17号 鯖江市課設置条例の制定についてを採決いたします。
本案に対する
総務委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
橋本常夫君) 起立全員であります。
よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第18号 鯖江市特別職の職員の給与および旅費等に関する条例の
特例条例の制定についてを採決いたします。
本案に対する
総務委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
橋本常夫君) 起立全員であります。
よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第19号 鯖江勤労者総合福祉センター設置および管理に関する条例の制定についてを採決いたします。
本案に対する
経済企業委員長の報告は可決であります。
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
橋本常夫君) 起立全員であります。
よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第20号 鯖江市民活動交流センター設置および管理に関する条例の制定についてを採決いたします。
本案に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
橋本常夫君) 起立全員であります。
よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第21号 精神薄弱の用語の整理のための関係法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理についてを採決いたします。
本案に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
橋本常夫君) 起立全員であります。
よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第22号 鯖江市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する
総務委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
橋本常夫君) 起立多数であります。
よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第23号 鯖江市職員の
特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する
総務委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
橋本常夫君) 起立多数であります。
よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第24号 鯖江市税条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
橋本常夫君) 起立多数であります。
よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第25号 鯖江市手数料徴収条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する
総務委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
橋本常夫君) 起立全員であります。
よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第26号 鯖江市
戸籍記載事項証明等の無料取扱いに関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
橋本常夫君) 起立全員であります。
よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第27号 鯖江市使用料徴収条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する
総務委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
橋本常夫君) 起立多数であります。
よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第28号 鯖江市福祉手当支給条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
橋本常夫君) 起立全員であります。
よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第29号 鯖江市廃棄物の減量化、資源化および適正処理等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
橋本常夫君) 起立多数であります。
よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第30号 鯖江市農業集落排水処理施設の設置および管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する
経済企業委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
橋本常夫君) 起立多数であります。
よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第31号 鯖江市駐車場設置条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する建設委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
橋本常夫君) 起立多数であります。
よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第32号 鯖江市水道事業の設置等に関する条例および鯖江市企業職員の給与の種類および基準に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する
経済企業委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
橋本常夫君) 起立全員であります。
よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第33号 鯖江市下水道条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する
経済企業委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
橋本常夫君) 起立多数であります。
よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第34号 鯖江市通学区域審議会条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
橋本常夫君) 起立全員であります。
よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第35号 鯖江市幼稚園設置および管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
橋本常夫君) 起立多数であります。
よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第36号 鯖江市伝染病患者食費薬価徴収条例の廃止についてを採決いたします。
本案に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
橋本常夫君) 起立全員であります。
よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第37号 農業共済事業事務費の賦課について及び議案第38号 農作物共済無事戻し金の交付についてを一括して採決いたします。
本案に対する
経済企業委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
橋本常夫君) 起立全員であります。
よって、議案第37号及び第38号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第39号 公立丹南病院組合の設立について採決いたします。
本案に対する地域医療対策特別委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
橋本常夫君) 起立多数であります。
よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第40号 福井県丹南広域組合規約の変更についてを採決いたします。
本案に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
橋本常夫君) 起立全員であります。
よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第41号 鯖江広域衛生施設組合規約の変更についてを採決いたします。
本案に対する
教育民生委員長の報告は可決であります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
橋本常夫君) 起立全員であります。
よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第42号 専決処分の承認を求めることについて(平成10年度鯖江市一般会計補正予算(第5号))を採決いたします。
本案に対する総務及び
経済企業委員長の報告は承認であります。
各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
橋本常夫君) 起立全員であります。
よって、議案第42号は原案のとおり承認いたしました。
ここで休憩をさせていただきます。
休憩 午前11時47分
再開 午後1時36分
○議長(
橋本常夫君) 再開いたします。
─────────────────────────────────
△日程第3.議案第43号 鯖江市監査委員の選任について
△日程第4.議案第44号 鯖江市
教育委員会委員の任命について
○議長(
橋本常夫君) 日程第3、議案第43号 鯖江市監査委員の選任について及び日程第4、議案第44号 鯖江市
教育委員会委員の任命についてを一括議題といたします。
理事者から提案理由の説明を求めます。
市長、辻
嘉右エ門君。
〇市長(辻
嘉右エ門君)登壇
◎市長(辻
嘉右エ門君) 本日、ここに追加ご提案をいたしました議案につきましてご説明を申し上げます。
まず初めに、議案第43号 鯖江市監査委員の選任についてでありますが、鯖江市監査委員の北荘治男氏がこの3月22日をもちまして任期満了となりますので、同氏の後任として、新たに川中清司氏を鯖江市監査委員に選任いたしたいと存じます。
川中清司氏は、税理士としてご活躍されており、卓越した能力と公正な人柄は最も適任と考えますので、よろしくご賛同を賜りますようお願いを申し上げるところでございます。
次に、議案第44号の鯖江市
教育委員会委員の任命についてでありますが、鯖江市
教育委員会委員の小山 泉氏はこの3月25日をもちまして任期が満了となりますが、引き続き同氏を鯖江市
教育委員会委員として再任しようとするものでございます。
小山 泉氏は、人格、識見ともにすぐれ、まことに適任と考えますので、よろしくご賛同を賜りますようお願いを申し上げるところでございます。
以上、本日ご提案いたしました議案についてご説明を申し上げました。よろしくご審議をくださいまして、妥当なご決議を賜りますようにお願いを申し上げます。
○議長(
橋本常夫君) ただいまの説明に対し質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題になっております議案第43号及び第44号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ご異議なしと認めます。
よって、議案第43号及び第44号は委員会の付託を省略することに決しました。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
最初に、議案第43号 鯖江市監査委員の選任については、これに同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ご異議なしと認めます。
よって、議案第43号は同意することに決しました。
次に、議案第44号 鯖江市
教育委員会委員の任命については、これに同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ご異議なしと認めます。
よって、議案第44号は同意することに決しました。
─────────────────────────────────
△日程第5.市会案第1号
失業対策の強化および雇用の改善を求める意見書につ
いて
○議長(
橋本常夫君) 日程第5、市会案第1号
失業対策の強化および雇用の改善を求める意見書についてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
9番、
高島哲夫君。
〇9番(
高島哲夫君)登壇
◎9番(
高島哲夫君) 市会案第1号
失業対策の強化および雇用の改善を求める意見書について、提案理由の説明をさせていただきます。
意見書の案文の朗読をもちまして提案理由の説明にかえさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。
失業対策の強化および雇用の改善を求める意見書。
景気の停滞による雇用失業情勢は、依然として厳しい状況にあり、有効求人倍率は昨年同期を下回る状態を示している。
本市は、全国シェア90%を誇る
眼鏡産業を初め、越前漆器などの中小零細な企業が集積している産業の町であり、地域柄、長引く不況の中で倒産や人員削減による失業者がふえており、その対策が求められている。
よって、政府におかれては、失業を防止し、雇用を守るため、早急に以下の
失業対策の強化及び雇用の改善を図る施策を講じられるよう強く要望する。
記
1.一方的な解雇を防止することを内容とした法を整備するとともに、中小企業の破綻防止のため、
公的融資枠の拡大と
金融機関の貸し渋りに対する
行政指導を強化すること。
2.失業者には、
失業給付期間を延長し、
給付水準を引き上げるほか、
住宅ローンの繰り延べや
公的機関による
信用保証等の
失業者対策を充実すること。
3.雇用の維持・安定に係る雇用給付金制度など
各種助成金制度を大幅に拡充するほか、新規の雇用を創出するとともに、離職者への
情報提供と
相談機能の拡充を図ること。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成11年3月19日
鯖江市議会
なお、提出先につきましては、内閣総理大臣、小渕恵三氏、大蔵大臣、宮沢喜一氏、労働大臣、甘利 明氏であります。
議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
橋本常夫君) ただいまの説明に対し質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題になっております市会案第1号
失業対策の強化および雇用の改善を求める意見書については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ご異議なしと認めます。
よって、市会案第1号は委員会の付託を省略することに決しました。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。
これより市会案第1号
失業対策の強化および雇用の改善を求める意見書についてを採決いたします。
本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
橋本常夫君) 起立全員であります。
よって、市会案第1号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────
△日程第6.市会案第2号
乳幼児医療費無料の制度化を求める意見書について
○議長(
橋本常夫君) 日程第6、市会案第2号
乳幼児医療費無料の制度化を求める意見書についてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。
4番、
蓑輪安兵衞君。
〇4番(
蓑輪安兵衞君)登壇
◎4番(
蓑輪安兵衞君) 市会案第2号
乳幼児医療費無料の制度化を求める意見書についてを提案させていただきます。
意見書を朗読いたしまして提案理由の説明にかえさせていただきます。
乳幼児医療費無料の制度化を求める意見書
きょう、先の見えない不況下において、乳幼児を抱える家庭の医療費の負担は増大しており、社会的な支援策が求められている。
こうした中、現在、すべての都道府県で何らかの医療費助成を実施しており、多くの市町村においても、制度の拡充を行っている。
しかし、乳幼児の医療費の助成制度は、自治体ごとの格差が大きく、国における制度化が求められている。
よって、政府に対し、子供たちの健やかな成長を社会的に保障し、安心して子育てができるよう、
乳幼児医療費無料の制度化に向けて特段の配慮をするよう要望する。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
平成11年3月19日
鯖江市議会
なお、意見書の提出先は、内閣総理大臣、小渕恵三、大蔵大臣、宮沢喜一、厚生大臣、宮下創平、自治大臣、野田 毅氏であります。
各議員のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
以上であります。
○議長(
橋本常夫君) ただいまの説明に対し質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ないようでありますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題になっております市会案第2号
乳幼児医療費無料の制度化を求める意見書については、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ご異議なしと認めます。
よって、市会案第2号は委員会の付託を省略することに決しました。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ないようでありますので、討論を終結いたします。
これより市会案第2号
乳幼児医療費無料の制度化を求める意見書についてを採決いたします。
本案は原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 多 数)
○議長(
橋本常夫君) 起立多数であります。
よって、市会案第2号は原案のとおり可決されました。
暫時休憩をいたします。
休憩 午後1時49分
再開 午後1時53分
○議長(
橋本常夫君) 再開いたします。
ただいま22番田中敏幸君から議員の辞職願が出されました。
今後の日程を協議するため、議会運営委員会を開きますので、休憩いたします。
休憩 午後1時53分
再開 午後2時20分
○議長(
橋本常夫君) 再開いたします。
ただいま議会運営委員会が開かれましたので、その結果について委員長から報告を求めます。
5番、田中茂一郎君。
〇5番(田中茂一郎君)登壇
◎5番(田中茂一郎君) 先ほど田中敏幸議員から議員の辞職願が提出されましたので、特別委員会の選任や一部事務組合議員の選挙の案件とあわせまして議会運営委員会を開催いたしました。
その審議の結果についてご報告申し上げます。
審議の結果、議員の辞職、特別委員会委員の選任及び福井県丹南広域組合議員の選挙の以上3件を日程に追加して上程することといたしました。
本委員会の決定どおり議員各位のご賛同とご協力をお願い申し上げまして、ご報告といたします。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(
橋本常夫君) お諮りいたします。
この際、田中敏幸君の議員の辞職を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ご異議なしと認めます。
よって、田中敏幸君の議員の辞職を日程に追加し、議題とすることに決しました。
─────────────────────────────────
△追加日程.議員の辞職
○議長(
橋本常夫君) 議員の辞職を議題といたします。
22番、田中敏幸君の退場を求めます。
(田中敏幸君 退場)
○議長(
橋本常夫君) 辞職願を事務局長が朗読いたします。
◎
議会事務局長(熊谷忠男君) 朗読いたします。
辞職願。一身上の都合により、鯖江市議会議員を辞職したいので、許可願います。平成11年3月19日、田中敏幸、鯖江市議会議長
橋本常夫殿。
以上でございます。
○議長(
橋本常夫君) お諮りいたします。
田中敏幸君の議員の辞職を許可することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ご異議なしと認めます。
よって、田中敏幸君の議員の辞職を許可することに決しました。
ここで、暫時休憩をいたします。
休憩 午後2時24分
再開 午後2時30分
○議長(
橋本常夫君) 再開いたします。
田中敏幸前議員の辞職に伴い、地域医療対策特別委員会委員が1名欠員となりました。
お諮りいたします。
この際、地域医療対策特別委員会委員の選任を日程に追加し、議題とすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ご異議なしと認めます。
よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
─────────────────────────────────
△追加日程.地域医療対策特別委員会委員の選任
○議長(
橋本常夫君) 地域医療対策特別委員会委員の選任を議題といたします。
お諮りいたします。
16番、大森松栄君を地域医療対策特別委員会委員に選任することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ご異議なしと認めます。
よって、16番、大森松栄君を地域医療対策特別委員会委員に選任することに決しました。
次に、福井県丹南広域組合議会議員についても、1名欠員となりましたので、この際福井県丹南広域組合議会議員の選挙を日程に追加し、選挙することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ご異議なしと認めます。
よって、本件を日程に追加し、選挙することに決しました。
─────────────────────────────────
△追加日程.福井県丹南広域組合議会議員の選挙
○議長(
橋本常夫君) 福井県丹南広域組合議会議員の選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ご異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。
その指名は、議長においていたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ご異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決しました。
それでは、福井県丹南広域組合議会議員に15番、岩野甚四郎君を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしましたとおり当選人と定めることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
橋本常夫君) ご異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしましたとおり福井県丹南広域組合議会議員に15番、岩野甚四郎君が当選いたしました。
ただいま当選いたしました組合議会議員につきましては、本席から会議規則第32条第2項により告知いたします。
以上で
今期定例会に付議されました事件はすべて議了いたしました。
これをもちまして第311回鯖江市議会定例会を閉会いたします。
大変ご苦労さまでございました。
閉会 午後2時33分
地方自治法第123条第2項の規定により上記会議録の顛末を証するためここに署名する。
議 長
署 名 議 員
署 名 議 員
署 名 議 員...